来る6月1日、かもがわ出版より、新刊書籍『市民・地域共同発電所のつくり方-
みんなが主役の自然エネルギー普及』が発行されます。
▼書籍紹介ページ
<http://www.kikonet.org/?p=3059>
東京電力福島第一原子力発電所事故をはじめとする原発リスクや気候変動の危機
に対処するため、自然エネルギーの普及が求められています。そこで、自然エネ
ルギーの市民・地域共同発電所を全国的に展開するために、その「つくり方」を
示したのが本書です。
本書の編著者は、これまで長年にわたる調査研究や実践活動を通じて自然エネルギー普及に取り組んできた気候ネットワークのスタッフや研究者です。発電所づくりに必要となる資金調達や技術的課題への対応についても、豊富な実践例をもとにノウハウを説明しています。
ぜひお手にとってご覧くださいますようお願い申し上げます。
編 著:和田武/豊田陽介/田浦健朗/伊東真吾
出版社:かもがわ出版
発行年月日:2014年6月1日
定 価:1,836円(1,700円+税)
形 態:A5判・176ページ
*気候ネットワーク会員は1,650円(送料込)
◆目次
第1章 市民・地域主体による自然エネルギー普及と市民・地域共同発電所
1.市民・地域共同発電所とその意義
2.各国の市民・地域主体による自然エネルギー発電所づくり
3.日本での市民・地域共同発電所の推移
第2章 市民・地域共同発電所の様々な取り組み
1.自然エネルギー市民の会の取り組み
2.NPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ(足温ネット)の取り組み
3.エコプランふくいの取り組み
4.市民エネルギー京都の取り組み
5.多摩電力の取り組み
6.山王自治会の取り組み
7.福島県農民連の取り組み
8.龍大ソーラーパークの取り組み
9.徳島再生可能エネルギー協議会の取り組み
第3章 市民・地域共同発電所のつくり方
1.はじめに
2.市民・地域共同発電所構想と基本的な計画
3.太陽光発電の事業性
4.資金調達方法と組織づくり
5.事業スケジュール
6.地域活性化の仕組み
7.発電所の運営・管理
コラム:地域が進める小水力発電
コラム:市民共同発電所と金融について
第4章 市民・地域共同発電所の普及に向けて
1.普及を推進する社会的基盤の強化
2.普及の中心的担い手の拡大
3.市民・地域共同発電所づくりに適した政策・制度
4.自治体の自然エネルギー普及政策
おわりに