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センター活動報告

2020年度(令和2年度)
「日常生活に関する温室効果ガス排出実態の調査・分析業務」

2021/2/28(日)

環境省 2020年度(令和2年度) 地域における地球温暖化防止活動促進事業
「日常生活に関する温室効果ガス排出実態の調査・分析業務」において、
福井県地球温暖化防止活動推進センターが作成した報告書を公開します。

1. 目的

昨年度の家計調査による福井市の一般家庭電気使用量の分析では、深夜電力世帯と非深夜電力世帯の比較分析ができなかったことから、今回は福井市・金沢市・富山市の3市の調査データを基にした深夜電力世帯の分析とCO2排出量の分析を行い、北陸の特徴をもとにしたCO2削減に役に立つ提案を行う。

 

2. 調査データ 

2005年~2018年の年次家計調査における、下記の北陸4市のデータを調査した。

新潟市:北陸地方であるが、都市ガスの依存度が高くエネルギーの消費状況に違いがある。富山市:電力会社が同じで、気候・風土、消費状況等も似通っている。深夜電力世帯の比率も高い。金沢市:電力会社が同じで、気候・風土、消費状況等も似通っている。深夜電力世帯の比率も高い。
福井市:当該都市。深夜電力世帯の比率も高い。
 
家計調査のデータの取り方 
政府統計名:家計調査
調査の概要:家計調査は、統計理論に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査しています。
提供分類1:家計収支編
提供分類2:二人以上の世帯
表分類:<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
統計表名:都道府県庁所在市別

3. 分析方法

総務省家計調査のオーダーメード集計制度を活用して、年数経過や他県との比較を含めてクロス集計で分析した。特に、オール電化世帯と非オール電化世帯の比較をクロス集計で実施した。
調査、分析は、福井大学井上研究室との共同で実施した。
なお、電気のCO2排出係数は、2018年度北陸電力の係数0.462を使用した。

 

増大する電気使用量の削減に向けた実態調査 報告書

「増大する電気使用量の削減に向けた実態調査 報告書」はこちら。

 

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